
生理前はいつもイライラして、つい家族や職場の人に当たってしまう…むくみや体のだるさも出てくるし、自分でコントロール出来ないから困ったなぁ。
この記事はそんな人に役立つ記事です。
生理前って、肌荒れやむくみ、食欲増加、イライラ、倦怠感など様々な身体の変化が一気に現れてツライですよね。。
私も生理前は食欲増進、イライラ、落ち込み、体全体のだるさ等の症状に悩まされていました。
特に食欲増進とイライラがひどく、無限に食欲が湧いて他の事に集中できなくなったり、いつもなら気にしない事でイライラして人に当たってしまい、それでさらに落ち込む…という負のサイクルが出来上がっており、自分自身でも疲れ果てていたんです。
そこで、小林製薬の「命の母ホワイト」にすがるような想いで試したみたところ、生理前の食欲制御やメンタルコントロールがかなり楽になり、20代前半からアラサーになる今までずっと愛用している商品となりました!
この記事を書いている現在はジャカルタにて駐在生活を送っていますが、これがないと不安なので日本から持参して切らさないようにしている程です笑
今回はそんな命の母ホワイトの特徴や、具体的にどういう効果があったのかをレビューしていきたいと思います!
そもそもPMSとは?
そもそも、私達を苦しめるPMSとは何なんでしょうか?調べた結果を簡単にまとめてみました!
PMSとは、月経前3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、生理が始まると共に症状が軽くなる、またはなくなるもの。
具体的には以下のような症状がPMSにより引き起こされると考えられています。
- イライラや落ち込み
- 肌荒れ
- 身体のだるさ
- むくみ、胸のハリ
- 生理痛、生理不順
- 腰痛、頭痛、肩こり
- 冷え性

どれもこれも女性にとっては気になる悩みばかり…!
なお原因は未だはっきりと解明されておらず、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。
排卵~月経までの期間(黄体期)に多く分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が黄体期後半になると急激に低下してしまい、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。
しかし、脳内ホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。
(参考: http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=13 )
イライラや腹痛など、自分以外からはわかりづらい症状ばかりで、苦しみをなかなかわかってもらえないところがツライところです。
ホルモンの働きは自分ではどうしようもないので、なかなか厄介ですね。。 ( ´・ω・`)
なんで命の母ホワイトはPMSに効果があるの?

命の母ホワイトは、生理前のみに現れるイライラなど特有の症状を落ち着けるため、漢方における「気のめぐり、血のめぐり、水の流れ」の3つの観点から11種類の生薬成分が配合されています。
命の母ホワイトの成分は、全て生理前の体や心の変化を落ち着かせる生薬成分から作られているため、生理前の症状に働きかける作用があるのです!
命の母ホワイトの全成分
全成分(1日量:12錠中)
トウキ末300mg、センキュウ末200mg、シャクヤク末300mg、ブクリョウ末200mg、ソウジュツ末200mg、タクシャ末150mg、ケイヒ末200mg、ボタンピ末200mg、ダイオウ末200mg、トウニン末100mg、ニンジン末50mg
小林製薬 製品情報より https://www.kobayashi.co.jp/seihin/ih_w/
添加物として、ケイ酸Al、タルク、炭酸Ca、酸化チタン、ゼラチン、アラビアゴム、白糖、ミツロウ、カルナウバロウを含有する
小林製薬の方に聞いてみたところ、添加物は錠剤を作るために必要な要素で、人体に影響はないそうです♪
成分を見てみると、錠剤を作るための成分以外は、全て生薬の成分で作られていますね!
配合されている生薬は実際にどういう働きがあるのか、11個の成分全てについて1つ1つ調べてみました。
気のめぐりを良くする成分
ケイヒ : 行気薬(ぎょうきやく)
主に中国南部、ベトナム、タイなどに産するものでクスノキ科のニッケイ類の樹皮。
小林製薬 命の母ホワイト 商品ページ https://www.kobayashi.co.jp/brand/inochinohaha/white/white_product.html
「気」が滞ると、精神的に落ち込んだり、頭の働きを鈍く感じたり、めまい、耳鳴りなどの症状が起こりやすくなります。「行気薬(ぎょうきやく)」は「気」の流れをととのえ、症状を改善します。
ケイヒについて少し調べてみたところ、シナモンの原料なんですね。 全然知りませんでした…!
どうやら昔から中国で幅広く使用されていたみたいで、免疫力を回復させたり、胃腸の機能を整えたり、血液循環を改善するだけでなく、滋養強壮薬としても使われていたみたいです。
牡丹皮(ボタンピ)とペアで用いられ、肩こり、腰痛改善としても使用されたりしたそうです。
命の母ホワイトはボタンピも含まれているので期待できますね ヽ(○´∀`○)ノ
ニンジン : 補気薬(ほきやく)
中国や韓国の原産でウコギ科の多年草、オタネニンジンの根。
「気」を生み出すのは胃腸と言われています。「補気薬(ほきやく)」は胃腸系の働きをととのえ、気を補いながら、からだ全体の元気を取り戻してくれます。
小林製薬 命の母ホワイト 商品ページ https://www.kobayashi.co.jp/brand/inochinohaha/white/white_product.html
ニンジンはとても有名な漢方ですよね。漢方に詳しくない私でも知っています(笑)
ニンジンには 疲労回復作用があり、胃の働きを活発にし、肝臓で代謝を促進させるので、栄養が十分に全身に行きわたるようになる働きがあるそうです!
血のめぐりを良くする成分
生理の不調の原因のひとつが「瘀血(おけつ)」と呼ばれる「血」の滞り。「瘀血(おけつ)」になると、生理不順や生理痛、月経前症候群、腰痛、頭痛、貧血、冷え症などさまざまな不調があらわれやすくなります。「命の母ホワイト」には、血行をうながして冷えを改善する「駆瘀血薬(くおけつやく)」の生薬が4種類も配合されています。
ボタンピ: ボタン科の落葉性低木であるボタンの根皮。 婦人病の一部として現れる肩こりや腰痛を緩和させる。
ダイオウ: 中国、日本を産地とするタデ科の大黄類の根茎を乾燥したもの。 便秘や腹痛、生理不順を緩和する。
トウニン: 主に中国山東、山西、河北などに産するバラ科のモモの種子。 下腹部の腹痛やおなかの血液の停滞、生理不順に働きかける。
センキュウ: 日本産を主としたセリ科のセンキュウの根茎。婦人薬として古くから使用されており、 生理痛や冷え症、貧血に作用する。
参考:小林製薬 命の母ホワイト商品ページ https://www.kobayashi.co.jp/brand/inochinohaha/white/white_product.html
腰痛や腹痛から生理不順、冷え症まで様々なお悩みにアプローチしてくれる成分が配合されているんですね♪
女性は「血」が不足しがちで、貧血やからだのだるさ、冷えなどを感じやすくなります。「補血薬(ほけつやく)」は、血液成分を補い、血液不足や血行不良によって起こる諸症状の改善をはかります。
トウキ: セリ科の植物。 肩こり、腹痛、腰痛、生理痛、生理不順、冷え症や貧血などいわゆる月経に関連する不調に用いられている。
シャクヤク: ボタン科の多年草であるシャクヤクの根。 生理不順、冷え症、貧血、血の道症(女性ホルモンの変動による精神神経病状)を緩和する婦人薬として広く使用されている。
小林製薬 命の母ホワイト 商品ページ https://www.kobayashi.co.jp/brand/inochinohaha/white/white_product.html
トウキもシャクヤクも、さすが昔から広く使われているだけあって、どちらも生理に関するお悩みにがっちりハマる作用を持っていますね!
水が流れるのを促す成分
「利水薬(りすいやく)」は利尿作用によって、からだの中に滞っている「水」の流れをうながし、めまいや頭の重さ、からだのだるさなどを改善します。特に、命の母ホワイトに含まれている沢瀉(タクシャ)は利水力が強いと言われています。
ブクリョウ:サルノコシカケ科のマツホド。漢方の要薬で、多くの処方に使用されており、 生理不順、生理痛、胃の水分停滞感、女性ホルモンの変動による精神神経症状も改善する。
ソウジュツ:中国大陸に分布するキク科の多年草であるホソバオケラの根茎。 胃や腸の調子を整え、利水発汗を促す。
タクシャ:アジア東部に産するオモダカ科のサジオモダカの塊茎。 利水の効能があり、浮腫(むくみ)、めまいなどにも作用する。
参考:小林製薬 命の母ホワイト商品ページ https://www.kobayashi.co.jp/brand/inochinohaha/white/white_product.html
生理前や生理中は水分によるむくみだけで1~2kg増えると言われている程、体の中の水分量が増えるので、水分を流してくれる作用があるのはありがたいですね (*・ω・)
使ってみた感想
無性にイライラしたり、落ち込んだりすることが圧倒的に少なくなった

私は黄体前期から徐々にイライラや落ち込みが始まり、黄体後期はそれがマックスになって自分自身でも感情の起伏に疲れる程でした。
普段なら気にならないような人の行動や言動が「それって嫌味?」と考えるようになってしまったり、怒りの沸点が低くなって許せない事が多くなり1人でイライラしたり…。
生理前は人格が変わるレベルで感情の起伏が激しくなるので、自分の気持ちを整理するのにエネルギーを割くようになり、仕事にも家事にも集中できず、生理前は本当につらかったです。。
しかしこれを飲んでから、だいぶ気持ちが落ち着くようになりました。「生理前なのになんか気持ち落ち着いてるな」と感じれるようになり、人に対しても無意味にイライラすることがなくなり、自分自身もかなり楽になります。やっぱり怒るのって疲れますからね…飲み忘れるとまたイライラや不安が襲ってくるので、生理前は本当に手放せないです。
生理痛がかなりマシになった

私はそこまで生理痛が重くなく、生理直前または生理中にたまにズキッとした痛みが断続的に来る程度でしたが、飲み始めてからそれもなくなりました。
無限に湧く食欲がなくなった

生理前になると、食べたばっかりなのにまたすぐ食べたくなったり、とにかく甘いものが異様に欲しくなったりと食欲が大幅に増えるのにも困っていました。
せっかくダイエットしても生理前の食欲で台無しになり、生理が終わったら2kgくらい増えてまた減らして…ということの繰り返しで疲れてしまったのも命の母ホワイトを飲み始めた大きな理由です。
飲んだ結果としては、多少の食欲増進はあるものの、「常に何か食べていたい」という無限の食欲に悩まされる事はなくなり、大幅に体重が増えることもなくなりました♪
どのタイミングで飲めばいいの?
小林製薬さんによると、「生理前~生理中の不調を感じる方は、生理が来るなと感じた時から、生理期間が終了するまで服用し、効果を確認してください。」と書いてあります。
私はルナルナというアプリで自分の月経周期を把握するようにしており、だんだんとイライラが始まってくる黄体前期(生理が来る2週間前)から飲むようにしています。

ちなみに生理不順の方は継続して1~2ヶ月は服用した方が良いそうです。
私はなんか無性にイライラするなあ、と感じ始める頃は大体黄体前期に入ってるんですよね ( ´・ω・`)
無駄にイライラするのは嫌なので、黄体前期でも始まってきたなと思ったらもう飲むようにしています。
服用量は1日朝昼晩、食後に4錠です。粒がそんなに大きくないので飲みやすいです!
副作用は?
私は特に副作用はありませんでしたが、以下のような副作用があれば医師に相談した方が良いと小林製薬公式サイトで推奨されています。
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 胃部不快感、食欲不振、吐き気、便秘、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛 |
また授乳中は服用を避けた方が良いと明記されています。
妊婦さんまたは妊娠しているかも?という方もお医者さんや薬剤師の方に相談した方が良いそうです。
詳しくチェックしたい方は小林製薬製品情報のページをご覧ください。
どこで買えるの?
命の母ホワイトはなかなか店頭に売っていないので、いつも楽天かAmazonの通販で買っています。
180錠(15日分)で大体1800円前後です。
まずはどんなもんか試してみたい!という方は84錠(7日分)のパウチタイプもあります。パウチタイプは店頭に売っていないので気になる方はAmazonまたは楽天からどうぞ♪
まとめ
今までずっと愛用していた命の母ホワイトですが、改めて成分などを調べてみて、生理によるイライラや腹痛、むくみなど、生理症状に効果的な生薬が配合されており、PMSがひどい私にとってありがたい商品だと思いました。
これからもイライラ予防としてお世話になります♪