【現実はどう?】駐在妻になってわかったメリットデメリット

駐在生活
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駐在妻って、広い家に住んでドライバーやメイドを雇って、ランチや習い事三昧の苦労のない生活送ってるイメージがあるけど、実際どうなの?

こんな疑問にお答えします。

結論としては、「半分正解で、半分間違い」ってところですかね。

広い家に住んだり、習い事やランチを楽しむっていうのはありますが、何も苦労がないわけではないです。

この記事では「東南アジア圏の駐在妻になってみてどうだったか」を、メリットデメリットをお伝えする形式で皆さんに共有したいと思います

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メリット

まずはメリットから。「駐在妻っていいな!」「羨ましい!」と言われる由縁となるところですね。

「豪華な生活が出来る」というのはなんとなく共通認識としてあると思いますが、

具体的に駐在妻になることでどんな利点があるのか見ていきましょう!

広い家に住める

写真はイメージですが、大体こんな感じです

これが1番のメリットじゃないでしょうか。日本では到底住めないような豪華なマンションに住めます

大体120~150平米くらいの家に住めて、高層階に住むことももちろん可能。(日本のように高層階ほど値段が上がるという事はないです)

あとは以下のようなメリットがあります。

・家具は全て備え付けなので自分たちで用意する必要なし
・マンションには大抵プールがついているので、プールサイドのデッキチェアで平日昼間からのんびり出来る
・運動不足だと思ったらマンション併設のジムで体を鍛えることも可能
・マンションによっては小さなカフェが併設されている所も
・ドアは常にドアマンが開けてくれ、車に乗るときもドアを開けてくれる

このような条件で日本で住むとしたら一体いくらかかるのでしょうか…想像も出来ません。
東南アジアの物価が安いから為せるワザですね。。

日本では出来ない経験です。

ドライバーがつく

道が整備されていないような発展途上国では、歩いて移動することが出来ないので専属のドライバーがつき満員電車に揺られることなく移動出来ます。

私が住んでいるインドネシアのジャカルタは渋滞がひどいので、2kmの移動に1時間かかることもありますが…

例えば食材を買い込んで荷物が重い時や、遠くに移動したい時などは助かりますね。

ちょっとそこまで行くのもわざわざ車を呼んで待ち合わせしなきゃいけないのが最初はおっくうだと思っていましたが、最近は慣れました(笑)

メイドを雇える

私は夫婦2人暮らしという事もありメイドを雇っていないのですが、特に小さなお子様がいる家庭などはメイドを雇っていることが多いです。

掃除、洗濯、皿洗い、アイロンがけなど、熟年のメイドさんであればプロの技でぴっしり仕事をしてくれるようです。 (特にアイロンがけは、主婦を超えてプロの領域だったという意見も)

メイドさんは現地語しかわからない事が多いので、最初は意思疎通に苦労しますが、仕事を覚えてしまえば家事負担が減りかなり楽だそうです!

平日にランチやお茶が出来る

働いている時は休日しかランチやカフェに行ったりしかできませんでしたが、
平日に時間が生まれる事により、休日だと混雑するようなお店でゆっくり出来たりします。

東南アジア圏だと、物価も日本より安いので、オシャレなカフェや高級ホテル併設のカフェでも結構お安くお茶出来たりします。

好きな習い事が出来る

自分の好きな習い事に精を出してらっしゃる方が多いですね。

インドネシアだと、ヨガやダンスを習ったり、テニスやバレーボール同好会に入ったり、フラワーアレンジメントやお料理教室など、結構種類豊富で皆さん色々な習い事をされています。

中には、帰国後仕事に出来るほど極める方も!

自分の新たな趣味を発見するのに良いと思います。

デメリット

続いてデメリット。

ここまでは華やかな面を紹介してきましたが、華やかさの裏にある苦労などは何でしょうか?

実際に自分が体験したこと・聞いたことをベースにお伝えします。

言語・文化がわからない

言葉が通じなかったり、自分の常識が通用しなかったりするのって想像以上にストレスです。

旅行で外国に行くのと実際住むのとでは全然違います。

日本では、清潔で整備されていて人々がマナーやルールを守るのって割と当たり前の事だと思うんですが、それが当たり前ではなくなります。

例えば、初めはカフェやレストランに行くにも、店員さんが何言ってるのかわからないし、レストランのメニューもオール英語で書かれていたりするので、何が何だかわかりません。

道路が全てきちんと整備されていて、どのエリアも安心して1人で道を歩けるというのは本当にすごい事であり、言葉が通じるのはありがたい事なんだと気付くようになります。

友達関係がゼロにリセットされる

日本には、今までの数十年で築き上げてきた友人がいますが、それがゼロから友達作りを始めるところに振り戻されます

1人でも平気な人/すぐに友達が作れる人はいいですが、一番つらいのが「友達が欲しいのに出来ない」状態だと思います。

普通に友達作りって結構大変ですからね。
お互い大人なので、適切な距離感保ちつつ適度に自己開示もして、様子見ながら距離詰めてくのって思ったより負荷がかかるものです。

ここで孤独な日々に押しつぶされ、精神が参ってしまう場合もあります。

アイデンティティを見失う

特に今まで仕事を頑張ってきた人に多いですね。

家庭だけでなく、仕事に大きなやりがいを感じていたのに、駐在帯同で急にそれがなくなってしまい、急激な喪失感に襲われてしまう方も多いです。

「日々やりがいを感じて一生懸命取り組んだもの」が急になくなるって、心に穴が空くような感覚になり、そのまま無気力感を感じ続け鬱になってしまう場合もあります。

特殊な人間関係に悩む

特殊な集まり内の人間関係(いわゆる「ヒエラルキー」や「マウント」)で病んでしまうという話もよく聞きますよね。

私は特定のコミュニティに属さない生活が送れる環境だったので、駐在生活で人間関係には悩んだことはないですが、駐在にあたり急に閉鎖的で密な人間関係に飛び込まざるを得ない場合もあり、その中でのトラブルやモヤモヤに悩まされる、というのも珍しくはない悩みです。

▼人間関係に悩んだらこの本がおススメです。女性だけでなく、人間関係全般に関してのお悩みについてどう捉えば良いか、心構えを示してくれます。

まとめ

駐在妻というと、「華やかで苦労のないキラキラな生活」というイメージがありますが、実際の過ごし方は人によって千差万別だったりします。

毎日ランチやお茶、習い事をして過ごす人もいれば、家でゆっくり過ごしたりと、人によって色々ですね。

私は完全インドア派です笑

また、海外で生活する上では避けられない、言葉の壁や文化や常識の壁などもあり、楽しい事ばかりではない面もありますね。

「それでも駐在妻になりたい!」という方は、独身駐在員の意見なども含めた記事を書いているので、気になる方はチェックしてみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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