仕事で病んでたOLが駐在妻になって仕事辞めた結果

駐在生活
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海外駐在に家族として帯同する場合は、「駐在妻」として仕事を辞めることになると思いますが、

仕事を辞める時の心境は人によって違いますよね。

仕事にやりがいを感じていて、楽しいと思っていたならば、仕事を辞めて帯同したことで仕事への後悔が残ると思います。

しかし、実は私は仕事をやめたくて仕方がなかった人です笑

正直、海外駐在に帯同することが決まった時は「やった!これでスムーズに仕事が辞めれるぞ!

と思いました(笑)

そんな私が、駐在妻として仕事を辞めた後、実際に毎日をどう過ごしてたのか、そして仕事を辞めてみた結果どういう心境になったのかをお伝えしたいと思います。

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結論: あんなに仕事が嫌だったのに、、やっぱり働きたくなった

結論だけ先にお伝えすると、最終的には「家で何もしない自分の存在意義」に悩み始め、やっぱり働きたいと考えるようになり、在宅ワーク→ブログを頑張るという方向に落ち着きました。

もちろん家では家事をやったり料理をしたり、完全に何もしてない訳ではないのですが、子供がまだいない事もあり1〜2時間程度家事をこなしたら後は完全に暇です。

人によって様々な時間の過ごし方があると思いますが、私は仕事をする事が自分にとって1番良い過ごし方でした。

ここからは、なぜそう思うようになったのか。ブログに落ち着いた理由はなぜか?を、海外生活スタート直後のゲーム廃人状態だった地点からお話したいと思います!

最初はパラダイスだと思って「何もしない」を満喫

仕事を辞めて海外生活がスタートした時は、それはもう私にとってパラダイスでした笑

広い家に住めるとか物理的なものもありましたが、1番はやっぱり「好きな時間に好きな事が出来る」事ですね。

朝は二度寝してお昼ごろまで寝てても誰にも何も言われない。

しかしそれにも慣れてくると、昼頃に起き、適当にお昼ご飯食べてゲームして、疲れたらソファでだらだらして…という、とてつもなくぐうたらな生活を送っていました(笑)

たまたま会う機会があったキラキラ駐妻さんにこの生活を伝えたら、「ニートじゃん」とドン引きしてました笑

しかし、それまで職場で人間関係に気を遣いまくり、顔で笑って心で泣いてを繰り返し、朝は苦手だけどきちんと毎日遅刻せずに会社に行き、ストレスで眠れない日々に耐え、こっぴどく怒られた次の日、どんなに行きたくなくても気力を振り絞り会社に行っていた私にとって、「何にも気を使わなくていいぐうたらな毎日」が1番のご褒美だったんです。

私はたまたま「奥様会」のようなものに参加しなくてもいい環境だったので、どのコミュニティにも属さず、とにかく人に会わず家に引きこもる日々を続けていました。

合計1年ぐらいは大体こんな感じで生活してましたね。。

1年後、ついにぐうたらな毎日に飽きる

しかし、憧れていたぐうたら生活にもついに飽きる時がやってきます。

大体1年ぐらい満喫した後、ふとこう思いました。

「ゲームもマンガも飽きた。暇だ」

「というか、毎日に張り合いがない」

そろそろ外の世界とも関わりたい」

しかし、私は「お友達とおしゃれカフェ・おしゃれランチ」「習い事して自分磨き」というものに全く興味が湧きませんでした。

1つ目は大学時代に遊びすぎて遊び自体に飽きていたという事と、2つ目は守銭奴なのでどうせ暇をつぶすならお金になることがしたい、と考えていたのが正直なところです。

ボンヤリと「何かしらの仕事をして働いてみたいけど、ビザの切り替え大変だし、そもそも雇ってくれる企業てあるのかな…駐在妻は現地採用は厳しいて聞くしなあ」と考えていました。

しかし、そこで私を突き動かす決定的な出来事に出会います。

日本で仕事を頑張る友達を見て焦る

日本に一時帰国する時は、時間のある時に友人に会ってお互いの近況報告をしたりしていました。

しかし、どうにも話が噛み合わない部分が出てくる。昔は仕事の愚痴などで盛り上がれていたのに…

そりゃそうです。自分は仕事を辞めていますが、友人は当然仕事を続けていますからね。

そこで、仕事を頑張っている友人を見て、仕事の愚痴ですらも輝いて見えてきたのです。

そこで始めて「自分には愚痴を言うほど打ち込めているものがないな」「同世代がこんなに頑張っているのに、私は何もしていないな」と感じたのです。

そこから「自分も何かしらの仕事をしよう」というブーストがかかり、戻ってきた後本格的に仕事探しに精を出しました。

ぐうたら主婦、在宅ワークを始める

「何とかして働く方法はないか?」と探していた所、行き着いたのがライターやデータ入力などのオンラインで完結する在宅ワークです。

駐在妻がビザなしでも働ける方法とかで検索し、クラウドワークスに登録して仕事受注してみたという感じですね。

クラウドワークスでは脱毛やバイトなどの体験談の記事を寄稿していました。

当時はなぜあんなに脱毛の体験談募集案件が多いんだろうと思ってましたが、ブログ始めてからその理由がわかりました笑

ただ、それでも雇い主さんから感謝されるとすごく嬉しかったですね。

記事納品後、「わかりやすく丁寧な記事をありがとうございます!」と言われた時の嬉しさは今でも覚えています

その後も、何件かライターをやったりデータ入力の仕事をやってみた結果、自分でも色々やってみたくなり、まずはブログで情報発信でもしてみようかな、と思ったのがブログを始めたきっかけです。

ブログを始め、いい意味での底なし沼にハマる

ブログ=日記だと思っていた私は、「きちんと人に伝えるためのブログ」は全く書き方が違うことを知り、そこからはブログに関して勉強ずくめの毎日でした。

割と気軽な気持ちで始めましたが、「読んだ人にとって役に立つブログ」を書くのはすごく難しくて奥が深いけど、やりがいがある

今までそんな事を意識して文章を書いた経験がなかった私にとって、知らないことだらけでした。

ネット上にブログの書き方的なレクチャー記事がたくさんあるので、それを読み漁って実践してみては、「なんか違うなー」の繰り返し。

まだ何の成果も出ていない試行錯誤の日々ですが、記事を書くのは楽しいですし、わずかなPVでも自分の記事が誰かに読まれ、役に立っているのかな?と思うと嬉しいです。

まとめ

あんなに仕事を辞めたいと思っていて、駐在先では趣味にどっぷり浸かる生活をするぞー!と意気込んでいたのに、結局仕事がしたくなる日が来るとは思ってもいませんでした

もっと突き詰めると、「何かに打ち込み、人の役に立ち、その対価として報酬をもらう」ことで、

社会の一員であり、価値提供をしている」という実感を通して自分のアイデンティティを見出している、という感じですね。

結果的に今はブログを頑張るという方向に流れ着き、試行錯誤の日々ですが自分なりに楽しんでやっており、これからも続けていきたいと思っています。

自分なりに充実感を持って楽しく出来ることを見つけられた、というのが大きいです

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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