【PCR検査も受診】2020年4月にジャカルタ→成田空港→自宅へ帰った時の流れ

ジャカルタ生活
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2017年9月から、夫婦2人で2年半ジャカルタで生活してきましたが、コロナの影響でインドネシアの危険レベルが引き上げられた事により、4/12に朝6時発、15時成田着のANA便で日本へ緊急帰国しました。

なお結果は2人とも陰性でひとまずは安心ですが、成田空港でPCR検査も受けましたので、スカルノハッタ空港からの出発から成田空港でPCR検査を受けるまでの流れをご紹介します。

ジャカルタから成田に向けて、これから帰る予定の方に参考になれば幸いです。

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出発

朝6:15発の便に乗るため、朝3時に家を出発。

普段なら朝早い時間でもちらほらと車が居たりするのですが、ジャカルタの大動脈であるスディルマン通りもガラガラでした。

道が空いていたので、ジャカルタ中心部から30分ほどでスカルノハッタ第3ターミナルに到着。



空港は工事の方や警備員、空港スタッフがいるくらいで、一般客はほぼ見当たりませんでした。

第3ターミナルは入り口が複数個所あるのですが、1か所おきに入り口が閉鎖されていました。


なお空港に入る前のエックス線検査はいつもと変わりません。手荷物など全てエックス線検査に通してから空港内部へ。

チェックイン終了後、成田空港に入港する際の注意事項が書かれた紙が渡されました。主に空港到着後の行動制限についてなどが書かれています。

チェックイン後は保安検査&イミグレですが、こちらは平時と同じ手続きで滞りなく完了。



ラウンジがやっているかどうか不安でしたが、空いていたので一安心でした。

一応ビュッフェなども用意してありましたが、食事をしている人はいなかったです。

席は間隔をあけて座るよう、1席ごとに着席禁止のテープが張られていました。

なお、お土産屋さんはやってないだろうなと思いましたが、いつも通り空いていたので帰国前の買い物もできました。



そうこうしているうちに搭乗時刻が近づいてきたので搭乗待機列へ。

飛行機はガラガラだろうなと思いましたが意外と人がたくさん居ました。同じように緊急で帰国する方々でしょう。人が1か所に集まるのでマスクの着用は必須です。

なお搭乗手続きは平時通りで、特に混乱なく進みました。

機内での様子

客席の様子はいつもと特段変わりなく、離陸までの段取りも平時と同じでした。

離陸してベルト着用サインが消えた直後あたりに、 宿泊場所/移動手段によってグループ分けを行うため、CAさんが各乗客に宿泊場所と移動手段について質問して回っていました。



なお食事や飲み物の提供はいつも通りで、食事の後は2種類の書類が配布されます。

1つは成田空港到着後の14日間隔離待機に関する注意事項と、滞在予定場所/期間を記入するための紙。



2つ目はコロナ流行地域の滞在経験の有無や住所・氏名といった情報、日本での滞在予定住所、過去14日以内に発熱等があるかといった内容の質問票です。

裏面。検疫官記入欄なので記入不要。

なお機内にはアルコール消毒が置いてあったので、トイレの後などに使用していました。

アルコール消毒が置いてあるのはありがたいです。

機内での過ごし方は寝たり映画を見たりと普段と変わりありませんが、密閉空間ということもありCAさん含め皆マスクをしていました。

到着~PCR検査受診

日本時間で15:15に到着予定の飛行機で、時間通りに無事着陸。

飛行機がゲートに着いた直後は特にアナウンスはありませんでしたが、到着5分後の15:20に「検疫官から案内がありますので着席してお待ちください」とのアナウンスが。

また、このタイミングで各乗客の降機の順番に関してもアナウンスがありました。

私たちは「14日間の隔離期間は自宅待機で、かつ迎えの車が来る」グループでしたが、そのグループの降機タイミングは2番目でしたので、おとなしく機内で待機です。



15:27に再度2種類の用紙がCAさんから配られました。

※離陸後にもらう書類とはまた別のものです。記入しなければいけない書類は全部で4種類ありました。

1つ目は検査同意書。新型コロナウイルスの欄にチェックをして日付と署名を記入します。



2つ目は要請書。コロナ拡大防止のための日常生活上での注意事項や行動制限について書かれているので、内容が確認できたら日付と氏名を記入します。



15:30にCAさんから次の案内まで30分ほどかかると、乗客それぞれにペットボトルの水が配布されました。

なお待機時間は特に何もアクションがなく暇なので映画など見ていても問題ないです。

なお降機のタイミングについては、CAさんから案内されたらすぐに降りなければいけないので、すぐに降りれるよう準備しておくとスムーズに降りれます。

自分たちは16時に降機案内が来て、10人1組のグループで検査場まで行きました。

降機してすぐのところに防護マスクをつけた検疫官が立っており、そのまま検疫所まで誘導してくれます。

検疫官の方は物腰やわらかで丁寧な方で安心できました。



空港内は人が全くおらず、静まり返っている中を粛々と移動します。

5分ほど移動したら検査会場に到着。なお検査会場はイミグレのすぐ横でした。

手前が書類の記入内容をチェックする場所。奥が検査受付&検査場になります。

検査会場に着いたら、まず担当者の方に検査用紙を提出します。担当の方が検査用紙の不備がないかチェックするので、不備があればその場で修正、問題なければ検査受付へ移動します。



受付では検査用紙を提出すると同時に、おでこで体温を測定。

体温測定後は、検査番号が書かれた紙と検査に使用する液体を持ち、検査場へ並んで待機します。

検査番号と検査に使用する液体を持って検査待ちの列に並びます
こちらの用紙も受付で渡され、検査の時に提出します。青と赤の紙があるようですが、私達は赤色の紙でした。色の違いについては特に説明はありませんでした

ここまでかなりスムーズで10分弱しかかかりませんでした。

またこの時の検査待ちの人数は6.7人くらいで、検査自体の回転も早く、10分ほど待ってすぐに自分の順番が来ました。

検査自体は1~2分で終わります。検査が全て終わったのは16:25でした。

防護服を着ている方々のスペースが検査場です

なお検査自体の流れとしては、まず名前での本人確認後、椅子に座ったらすぐに検疫官の方が長い綿棒で鼻の粘膜を採取します。



この検査については既にネット上で色々な意見がありますが、自分的にはあまり痛いという感触はなく、こしょばゆいというかムズムズしました。こよりを少し奥の方まで突っ込んでいる感じです。

推測ですが、検査が痛かった方はもしかすると鼻の粘液(鼻水)があまりなかったのかもしれません。

実際に検疫官が1回1回綿棒を突っ込むたびに粘液がついているかどうかを確認していたので、粘液があまりつかないと奥の方をぐりぐりやられる可能性もあります。

私は鼻炎ぎみで鼻水が多く出ていたので、鼻の少し奥の方をつつかれる程度でした。

なので海外から帰国予定でPCR検査を受けなければいけない方は、検査前はなるべく鼻はかまないようにした方が痛みを少なくできるかもしれません。

PCR検査後~帰宅

PCR検査が終わった後は、迎えの車がすぐに来る場合は検査場のすぐそばで待機、すぐに来ない場合は検査会場から離れた場所にある待機部屋で待機することになります。



待機部屋に行くにもグループ単位で順番に行動するので、待機部屋に行くために待機することになります。

待機部屋に行くための待機場所は検査場のすぐそばにあり、間隔を空けながら椅子に座って待つことになります。

私は待機部屋には行かなかったため、待機部屋に行くためにどれくらい待つのか、待機部屋がどういう様子なのかは不明です…。



なお迎えの車がすぐに来る人は、迎えが成田空港まで来ていることを検疫官に伝えると、検査会場横にあるイミグレに案内されます。

イミグレは人が全くいないので一瞬で通れました。



イミグレを抜けた後は荷物のピックアップですが、既に全乗客分の荷物が並べられており、自分たちの分を探すだけでした。

似たような荷物もたくさんあるので、間違えないように注意が必要です!

その後は税関を通り、日本への入国手続きは完了です。

ここまで全て完了したのは16:30ごろでした。16時の降機から30分で検査からイミグレ、荷物のピックアップまで完了したので、飛行機を降りてからはかなり早かったと思います。

入国ロビーに着いたらすぐに迎えの車と合流出来たので、そのまま自宅へ直行しました。

PCR検査の結果はいつ来た?

PCR検査の結果は電話またはメール連絡で来ます。

自分たちは4/19にメールで連絡が来たので、ちょうど帰国日から1週間後の連絡でした。

陽性の方を優先に連絡しているそうで、陽性の場合はもっと早いそうです。

まとめ

以上、ジャカルタから成田空港に到着し、自宅まで帰る際の流れをご紹介しました。

空港自体はジャカルタも成田もほとんど人がおらずガラガラで、チェックインやイミグレ、保安検査、荷物のピックアップはすぐに終わります。

PCR検査も、人が押しかけて大量に集まった状態で行うのではなく、グループ単位で行うので検査自体はスムーズに終わります。

検査場はソーシャルディスタンスもしっかり確保されていました。



ただし飛行機が着陸してから、機内で待機している時間は各々の状況によって変わるので注意です。

帰国してからホテル待機する場合は、機内での待ち時間が長くなる可能性があります。



今回は以上です。

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